大阪のプリザーブドフラワーアレンジメントスクール
アトリエピュアチャイルド

こんにちは。
フローリストのやまなかじゅんこです。

生徒様の作品紹介をランダムにご紹介しています。

今回は≪フローリスト育成講座ディプロマ・ギフトコース≫を受講中のAさんの【苔玉風アレンジクリアケース付】の作品。

こちらは和風のアレンジメントの中でも、PURE CHILD立ち上げ当初からの定番アレンジです。

器を使わず、苔玉を作りそこにアレンジをするという、苔玉の美しさを見せつつ斜め上に控えめにお花を飾る、引き算が非常に大事なアレンジになります。

和風のアレンジメントは生け花や花瓶への投げ入れをイメージしているデザインが多いので、空間も大事です。

ですので、洋風のアレンジメントを普段作っていると、少し違う脳を使うので一見簡単そうなのですが実は難易度が高いのです。

Aさんへも【引き算】の話をさせていただいたのですが、やっぱり難しそうでした。

いろんなアレンジを作り続けてようやく『あぁあの時言っていたのはそういうことだったのか』と理解できることでもあるので。

だけど、一生懸命素敵に仕上げてくださいましたよ。

アレンジが仕上がった後、ケースに入れてリボンを掛けるところまでして完成です。

意外とリボン結びが苦手という方が多いので、あとから見返せるように私がリボン掛けをしているところの動画を撮ってもらっています。

何度も何度も何度も練習して体で覚えてもらうしか方法がないので、これからしっかり練習あるのみですね！

ケースに入れるときの気を付けることや、リボンの掛け方など、基本的には『自分でやってね』のスタンスです。

アレンジメントを教えてくれても、それ以降のことは教えてくれないのが一般的です。

ラッピングの仕方や梱包の崩れないようにするポイントや予算に合わせて仕入れをする方法などの指導をするという
独立してからアレンジと同じくらい大事な部分である【お客様へお渡しするまでの過程】を想定してカリキュラムを作っています。

現役でやっている人からすると“当たり前”のことですが、誰でも初めてはあります。

その初めての部分を細かくアドバイスし、調べる手間を省き、すぐに活動できるようにしています。

Aさんも早速、某イベントのテーマが和風だそうでその時にこちらの苔玉風アレンジを作るそうですよ。

このようにしてどんどん活かしてもらえると嬉しいです。

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