ディプロマベーシックコース 2.バスケットアレンジ Y様レッスンレポ
2020/10/12
フローリストの山中淳子です。
台風も過ぎ秋晴れのいいお天気になりました!
雨続きでしたのでやっぱり晴れてくれると嬉しいですね~
先日のディプロマベーシックコースを受講中のY様の作品のご紹介です。
今回は第二回という事で≪バスケットアレンジ≫でした。
バスケットアレンジは、作り物ではあるのですがお花ではないもの、フルーツと一緒にアレンジするというものです。
バスケットの中に、フルーツとお花を詰め合わせしたようなイメージです。
つまりカジュアルでナチュラルになるように心がけます。
どちらかがメインではなくどちらもメインとなるようにアレンジします。
色味は、フルーツと同系色で、自然界の生花で存在しない不自然な色味は選ばないという事が大事です。
という事で、今回は大きなマスカットがあるのでそれに合わせて、ビタミンカラーで統一させました。
お花だけの時もそうですが、アレンジの高さの位置がアレンジの良し悪しに左右しているように思います。
よくお客様や生徒様が口にする『やっぱりセンスだなぁ~』というお言葉。
色味や器などももちろん大事な要素ですが、たとえ色味に統一感がなくても、器がなんてことないどこにでもあるような器でも
アレンジの配置、特に高さがとても重要です。
いくつも飛び出していて、一つだけ低いところにお花がある・・・とか
凸凹なお花の配置で構成されている・・・とか
これが何かを意味する意図的にその配置にしたのであればOKなんです。
ただ、『統一感を出したい』と思うのであれば、アレンジの全体の高さを滑らかに統一させるのが一番美しく見えます。
つまり、お花とお花の動線がつながっているかどうかがカギなのです。
そこをお伝えし、今回お花とブドウとの動線を意識しながら作っていただきました。
すごーく慎重に、丁寧に入れてくれています♪
お伝えしていることが今はピンと来なくても、後に自分でアレンジを作るようになったとき役に立ちます。
特に、自分の選ばない色合いをお客様に指定されたときに。
アレンジをするたびにお伝えする“動線のお話”“高さの位置のお話”は頭の片隅に入れていてほしいと思います。
綺麗なバスケットアレンジが出来上がりました!
次回はまた違ったデザインです。楽しみにして帰られました♪
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