ディプロマリースコース スワッグレッスン模様 ≪手の中でアレンジをする難しさ≫
2022/11/09
こんにちは。フローリストのやまなかじゅんこです。
梅田教室に通ってくださっているAさんはディプロマコースを受講中です。
先日、ディプロマのリースコースが最終項目でした。
最終項目はリースではなくスワッグ。
壁に掛けるアレンジの中では、スワッグは今欠かせないデザインの一つですよね。
流行りも結構ロングランですのできっとアレンジの定番化しているという事でしょう。
そうなると、やっぱり基礎は学んでほしい。
生花のスワッグとはちょっと作り方が異なります。
生花はその枝ぶりや花の付き方などを見ながら束ねていきますが、
プリザーブドフラワーはそれにプラス、茎のない花材にワイヤーで茎を付けテープを巻き、
その不自然な茎をどう隠して本物の花束の様にも見えるかが大事になってきます。
逆にワイヤーでしているという事が、向いてほしい向きにお花の角度を調整できるというメリットもあります。
上手に首を曲げ正面を向かせることも可能に。
そのメリットを最大限に活かした基本の項目になります。
そして、スワッグを豪華に見せる大切なラッピング。
少ない花材でもボニュームアップしてくれるラッピングはとても大切です。
様々なラッピング方法はありますが、その中でも割と簡単に華やかに見えるラッピング方法の一つをお教えしています。
素敵なスワッグが完成しました。
スワッグは手の中でアレンジをしていくようなイメージでして、一般的な器に挿していくアレンジよりも意外と難しいものです。
『できた!』と思っても束ねると向きが変ったり、この位置にいてほしいというところから消えちゃったり・・・
奥が深いスワッグ、いろんな花材でたくさん作って、どんどん腕を磨いていってほしいなと思います。
まずは必須コースのベーシックコースからご受講してみてください。