ディプロマ修了試験模様 ≪必要箇所は何度も補修いたします≫
2022/09/26
こんにちは。フローリストのやまなかじゅんこです。
随分前になりますが、ディプロマベーシックコースを受講されていた、O様の修了試験が行われました。
修了試験は基本的にレッスンと同じ、アトリエ教室で行われます。
課題は、60分間で決められた器に、5輪のバラと決められた量のアジサイ、かすみ草を入れてアレンジを仕上げるというものです。
重量なポイントは6項目受講中にお伝えしています。
大切なことは何度も何度も・・・それはもうしつこいくらいに(笑)
それでも人間ですから、当然忘れることはあります。もちろん聞き逃しもあります。
それを補足するために、6項目ぜんぶ終了してから試験までの期間中何度も無料でアレンジの添削や、作り方の再始動をしています。
これは自由参加です。
あくまでも、ご自身が「いける!」と思うのであれば、指導は行いません。
6項目受講中にはすべてお話ししていますからね。
今回O様がお仕事も私用も非常にお忙しく、試験までの間に練習する回数が少なかったそうです。
ですので、試験までの期間が長くて、忘れてしまっている大切なことがたくさんありました。
試験中心の中で『あぁ!!!ダメダメ~きゃーヤバイ。合格しましょうに・・・』なんで思っていたのは今だから言える笑い話です(笑)
それでも、持ち前のカラーセンスと手先の器用さで、『いい感じのアレンジ』が仕上がりました。
これは、なかなか身に付けようと思ってもすぐに身につくものではないので、素晴らしい長所です。
ですが、大切な基礎を守らないと応用のアレンジがつくれなくなるというのも事実なので、その部分を再始動させていただきました。
やっぱりポイントポイントをお伝えしながら、もう一度作ってもらうと素晴らしい!『更にいい感じのアレンジ』に仕上がりました!
この感覚を忘れないでほしいなと思います。
もし忘れたとしても、ディプロマのレジュメや、毎回数十枚撮らせていただいている作業風景の写真を見て思いだしていただければなと思います。
普段いろんなおしゃべりしながら楽しく過ごしているレッスン。
その同じ場所なのに、私が黙る&タイムを計るというだけで、なかなかの緊張感だそうで(笑)
みんな『久しぶりに緊張した~!』と笑いながらおっしゃいます。
その緊張感もきっと大切な行事の一つ。
その緊張感があるからプロへの第一歩を踏み出せるのだと思うのです。
O様は本職がしっかりおありなので、お客さまや大切な方へのプレゼントをするために受講してくださいました。
これからたくさん作って、周りの方へ笑顔をお届けしてくださいね!
本当におめでとうございます!!!
帰宅後素敵なお写真を送っていただきました♪
O様の様に別にフローリストや講師にならなくてもディプロマを取得されるのも大歓迎です。
最初にそんな風に言っていても、周りに教えてほしいと言われるようになって講師になられた方もいますし、いつでも方向転換してくださたてもOKです。
たくさんお花を愛でて豊かな気持ちになっていただき、その一つ一つのお花がより一層美しく見えるコツをお教えするのが私の使命です。
ぜひ一緒にお花を愛でて豊かな日々を過ごしましょう。