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子育て持論 ずっとずっと信じ続けてきた。

2019/07/11

フローリストの山中淳子です。

 

久しぶりにプライベートなお話を。

私の息子くんは小学6年生。

昨日は個人懇談だったのですが6年間で初めて

『息子くんのことでお伝えしなければいけないことはありません。』

とおっしゃってくれました!

つまりは、トラブルなどで報告しなければいけないことはないということです!

私と直接会っている方は息子くんがとんだ宇宙ボウイだったことはよくご存じだと思います。

一週間学校からトラブルの連絡がないってことがないくらいしょっちゅう呼び出しがかかってましたね。

『友達のポケットに石をホールインワンさせたくて石を投げたら友達の顔にあたった』

『怒ってモノに当たったら、それが近くにいた友達に当った』

『授業の内容がうまくいかず腹立ってイスを壁に投げる』

『やめなさいということをしつこく一人だけやり続けて怒られる』

『テストがわからなくて泣く。そして怒る。』

などなど。。。

言い出したらキリがないくらい。

対人とのコミュニケーションがうまく取れない子だったので、本心はそうじゃないのにどうも裏目に出る・・・

いわゆるKYな子。

そういうのが物心ついたころからあって、本当に苦労した。

「一人っ子だから?」

「愛情不足だから?」

「障害があるから?」

直接的ないい方でなかったけれどそんな言葉は他人からたくさん言われました。

先生からも、保護者の方からにも。

ホント肩身の狭い思いで学校に行ってましたね・・・

恐らく学年の中でも1番と言っていいくらい厳しく育ててましたし

愛情不足だと言われれば「一人で寝る。風呂入る。」と言っていたのに、また無理やり一緒にお風呂に入ったり、寝るようにしましたし

発達障害の診断テストは2回受けました。

彼の生きやすい環境にしてあげたい

それだけが願いでした。

ずっと彼は悪い子じゃない。逸材なんだ!

私にないすごいものを持った天才なんだ。

それをなぜ先生や周りの人は知らないんだ。

と本気で思っていました。もちろん今も思っています。

私は子供が苦手です。それを気づかされたのも彼が産まれてからです。

ずっと好きだと思い込んでましたからね。

そんな子供が苦手だ公言している私だけど、今まで子育てをしてこれたのは、彼を一人の人間としてリスペクトしているから。

そんな彼を、親としてより良い生活を送るために整える役目だと思っています。

まだ産もうと思えば産める年齢です。

だから未だに『まだ二人目大丈夫やん!』と言ってくれる人がいますが

私は、その役目を果たすためには息子くん一人で十分だと考えています。

自分が素晴らしい胸を張って言える子育てをしてきたかどうかなんてわからないし

世の中のお子さんは、懇談で『お伝えしなければいけないことはありません。』と言われるのは普通のことなのかもしれないし

これからまた反抗期が来たときにどうなるかもわからない。

だけど、『彼はすごいものを持っている!』と本気で信じ続けていることだけは曲げずに行こうと思っています。

子育て約12年。

この節目でようやく初めて報われた出来事でした。

12年間何をしてきたか?

ただただ息子を信じてきました。

そしてこれからも彼の可能性を信じて親としてのサポートをしていきたいなと思います。